昨日逢ってきたカラフトムシクイですが、翼帯が2本あるのでカラフトムシクイで間違い無し、と思ってましたが、キマユムシクイにも翼帯が2本ある事に気が付きました。そこで、
ムシクイ類種別解説を参考にして、昨日の個体が本当にカラフトムシクイか検証してみました。
(1)カラフトムシクイは頭央線が明瞭。
私は撮影できませんでしたが、ネットに出ている写真から頭央線が明瞭な事を確認できました。
(2)カラフトムシクイの眉斑は特に前半がキマユムシクイより太く、しかも黄色が濃いことが多い。
昨日の写真(本日再掲)から眉斑の前半が太く、黄色が濃いことが分ります。
以前撮影した
キマユムシクイの眉斑は黄色が薄いことが分ります。
(3)カラフトムシクイの両側の眉斑は額で連続する。キマユムシクイでは一般に両側眉斑はつながらない。
昨日撮影した写真から両側の眉斑が額で繋がっていることを確認しました。
(4)カラフトムシクイの過眼線は黒く明瞭である。キマユムシクイの過眼線は一般に不明瞭なことが多く、特に過眼線と耳羽との境界が不明瞭な傾向がある。
こちらも昨日の写真(本日再掲)と以前の
キマユムシクイの写真からその通りです。
(5)腰は黄白色であり、日本国内で記録されているムシクイ類で、このような特徴をもつ鳥は、ほかに無い
こちらも昨日撮影した別の写真から確認できました。
(6)眉斑と頭央線の間が、背に比べて明らかに暗色
ネットに出ている写真で、頭部の色が少しだけ背中より濃いことを確認しました。
以上より、昨日の個体はカラフトムシクイで良さそうです♪♪
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